みなみかわ
みなみかわ / Minamikawa
8pts(1290位)
工作趨勢
- 記錄片
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輪廓
みなみかわ(1982年〈昭和57年〉9月28日 - )は、日本の男性お笑いタレント、俳優。2004年から2024年5月まで松竹藝能に所屬し、2024年6月より個人事務所「合同會社ナンセ」に所屬。2005年から2019年まで、お笑いコンビ「ピーマンズスタンダード」のツッコミとして活動。本名は、南川 聰史(みなみかわ さとし)。
經歴
小學生時に『ダウンタウンのごっつええ感じ』に熱中し、中學生時は姉の影響で『すんげー!Best10』に熱中。浪速高等學校に入ってからは、男子校のアメフト部というゴリゴリの體育會系の環境に身を置いていた。警察官を目指し、關西大學法學部二部に入學する。大學生活では同級生との交流はなく、暗い氣持ちになっていたところに『M-1グランプリ』が始まり、お笑いの良さを再認識する。
2003年10月に作家志望で松竹藝能タレントスクール大阪校に入校するが、作家は募集していなかったことから、2004年1月にピン藝人として初舞臺を踏む。その後は藝人になるつもりがなかったためライブ出演を辭めていたが、同時期にコンビを解散した吉田寛に誘われて藝人になることを決意。2005年7月に吉田とのコンビ「ピーマンズスタンダード」を結成する。
吉田が病氣でライブに出られなくなり、2時間程でピンネタを作成。「アイヒマンスタンダード」という變名で韓國のバックダンサー「ぺ」に扮したネタであった。このネタがライブで受け、R-1ぐらんぷり2008では準決勝まで進出。そこから『あらびき團』に拾われ、『エンタの神樣』にも定期出演するようになった。
2009年に松竹の大阪の劇場が閉館し、大阪の仕事がゼロになり上京。上京後のテレビ出演ではうまく行かず、次第にコンビ仲も惡くなりお互いがお互いに勝てるように違う格鬪技を習い始める。その内のひとつであったロシアの軍隊格鬪術で、特別な呼吸法を用いて相手の攻撃のダメージをなくす「システマ」が『ざっくりハイタッチ』でフィーチャーされる。以降、先輩藝人やプロ格鬪家に本氣で叩かれたり蹴られても無表情で「痛くないです」と、答える藝ばかり要求されるようになった。
2019年2月にピーマンズスタンダードを解散し、ピン藝人「みなみかわ」としての活動を開始させる。ピン藝人としての活動も、2、3年やって芽が出なければ辭めようと思っていたため「あ、もう辭めるつもりなんやから何でもありか」と吹っ切れる。自身のYouTubeチャンネルでヒコロヒーと共に『もう二度と松竹を辭める人間を出さないでおこうTV』を開始し、所屬事務所の松竹藝能を公然と批判。そんな「腐り藝」が注目され『ゴッドタン』『さんまのお笑い向上委員會』『水曜日のダウンタウン』などのバラエティ番組に呼ばれるようになった。
2024年5月末に松竹藝能を退所し、6月1日より妻が設立した個人事務所「合同會社ナンセ」に所屬。松竹の退所に際しては、松竹には根回しをし、妻が會社を立ち上げて獨立しようとしていたところ、木本武宏(TKO)の投資トラブル騷動が起き、タイミングが惡いと保留になっていた。
人物
- 「松竹を破壞する」と公言する松竹のフィクサー、革命家、腐りテロリスト。表情の讀み取りづらい細い目、常人では表現できない目など描寫される冷めた目力が特徴的。
- 大阪府堺市出身。血液型AB型。身長181cm、體重74kg。浪速高等學校、關西大學法學部二部卒業。既婚。
- 視力は裸眼で1.5。このため、伊達眼鏡である。
- 趣味はシステマ、映畫鑑賞、讀書。
- システマの他にキックボクシング、クラヴ・マガなどの格鬪技を習っていた。
- ネタ作りや企畫力の才能があるが、敵を作りやすい。
エピソード
- ピン藝人小森園ひろしは高校の同級生で、同じアメフト部だった。
- お笑いコンビ「さらば青春の光」の名付け親。森田哲矢から「コンビ名を付けて」と頼まれ、その週に觀た映畫のタイトルから『さらば青春の光』と『復讐するは我にあり』の候補を出し、消去法で『さらば青春の光』に決まった。なお、選ばれなかった『復讐するは我にあり』は現在スーパー3助(にゃんこスター)とのユニット名に使用されている。
- 木下隆行(TKO)のペットボトル騷動(TKO (お笑いコンビ)#メンバーも參照)の黒幕と言われている。發端となった濱口優(よゐこ)の結婚パーティでは會計係をしており、篠宮曉(當時オジンオズボーン)にその顛末をライブで話してくださいとけしかけたのも、すべてみなみかわだった。大騷動になってからもかばうことなくじっと戰況を見ていたことから、「松竹のフィクサー」の異名がつく。
- フィンランドのスポーツ・モルックのプレイヤー。森田哲矢(さらば青春の光)・カナイ(當時タイーク・金井貴史)と共にチーム「キングオブモルック」を結成。日本代表に選ばれた。2019年8月17・18日に行われた世界大會では、世界14か國から175チーム(約1,000人)が集まる中、チーム戰では1次豫選を通過。2次豫選は地元フランスの2チームと最強國のフィンランドが同じグループとなる過酷な状況にもかかわらず2位タイまでもつれ込む健鬪を見せたが、「モルックアウト對決」(プレーオフ)で敗れ敗退した。個人戰にはみなみかわと森田が出場、それぞれ準々決勝で敗退し、日本最高位となるベスト27入り(280人中)を果たした。2022年11月にはカナイとともに日本モルック協會オフィシャル・モルックアンバサダーに就任している。
- 總合格鬪家としての活動も行っており、DDTプロレスリング主催のプロレスイベント『まっする』において總合格鬪家の青木眞也と3連戰したほか、『BreakingDown』ではシバターと對戰した。
- 『M-1グランプリ』ではヒコロヒーとのユニット「ヒコロヒーとみなみかわ」として出場し、2019年には3回戰、2020年・2021年には準々決勝に進出した。
- 現在の髮型はスキンヘッド。『アメトーーク!』では「スキンヘッド藝人」の企畫を發案し、2024年4月18日に放送された。頭皮のケアを大切にしており、毎日30分かかるという手入れの一部始終の映像が同番組で放送された。高級品であるFEATHERの1枚刃カミソリを愛用している。
妻
名前は雅代 。合同會社ナンセ代表。109のジュエリー店の元・販賣店員、みなみかわと出會った當時はギャルであった。浪費家。モデルの梨花に憧れ、ハワイアンな生活を目指し、世田谷區や目黒區でドッグカフェを開く事が夢である。その反面、「阿佐ヶ谷の太田光代」になるのが目標だという。雅代がテレビで觀たみなみかわに一目惚れし、mixiでDM (ダイレクトメッセージ)を送った事で知り合う。2012年に入籍。
2021年9月にバラエティ番組『ゴッドタン』(テレビ東京系)に、11月に『さんまのお笑い向上委員會』(フジテレビ系)に立て續けにみなみかわが出演し、テレビ番組で大悟(千鳥)が「來年(2022年)はみなみかわが來る。」と發言した事で「賣れる」と確信していたが、2022年1月は25日も休みがあり、泣くほどショックを受ける。
Instagramで「みなみかわ應援アカウント」を開設し、DMでのみなみかわの出演依頼の交渉を始める。東野幸治に「松竹藝能が何もしてくれないから、東野さんのYouTubeに出してください」とDMを送ったところ、それが「イタい」と面白がられ、實際にYouTubeに出演。その他にも千原ジュニア(千原兄弟)、佐久間宣行などにDMを送り仕事に繋げている。妻の“闇營業”をキッカケに次第にさまざまなテレビ番組に呼ばれ、『お笑いアカデミー賞2022』(TBS系列)「最優秀一部で話題賞」にノミネートされる。夫婦で街ブラや不動産をめぐるロケのオファーがあるが、あくまでみなみかわを世に出したいという理由で斷っている。DMでの闇營業に專念するため2022年に正社員だったジュエリーの販賣店員を退職する。2023年3月21日、合同會社ナンセを設立する。
藝風
アイヒマンスタンダード
- 韓國のアイドルのバックダンサー「ぺ」に扮し韓國あるあるを披露するネタ。途中でマネージャー、オモニ(母親)、アボジ(父親)、ヒョンヌ(息子)、クムジャ(義姉)からの携帶電話が鳴る(「ヨボセヨ」が決め臺詞)。携帶電話に向かって披露したネタが滑ったことを「シュールセヨ~」「どんずべりセヨ~」などと愚癡でボケる。電話で金を無心されることが多く、ネタがウケればギャラで工面できるがウケたことは極稀。韓國ドラマファンの母親の影響でこの一連のネタを始めたという。なお、みなみかわ本人は韓國に行った經驗はない。
- 後輩の西野(戀愛小説家、現:シンプル)にネタを堂々とパクられる。更に、小森園ひろし、中野(日本パブリック連合、現:日本エレキテル連合)にもネタを丸パクリされてしまった。
システマ
- ロシアの格鬪技「システマ」の呼吸法を使い總合格鬪技、ブラジリアン柔術經驗者の當時の相方・吉田からどんなにパンチ、キックをされても痛くないという藝。武尊などのプロの格鬪家から攻撃を受ける時もある。
- システマ關係者からは「お前、やりすぎだぞ」と忠告されており、「痛くない」のはあくまでみなみかわ個人の見解である。
腐り藝
- 主に所屬事務所である松竹藝能や先輩への惡口。よゐこの不仲を暴露する、松竹藝能主催の學生藝人賞レースの賞金を少ないというなど。「(松竹を)一回潰した方がいい」と「松竹破壞計畫」を語ったこともある。
- この藝を行っているせいで、松竹の社員からも目をつけられており、事務所の幹部から「そんなことをやったら松竹の社員がおまえに熱持たなくなるぞ」と3疊程度の部屋で迫られたこともある。なお、みなみかわがイチかバチか「もともと、熱あります?」と聞くとその幹部は默った。
賞レースでの成績
M-1グランプリ
その他
- R-1ぐらんぷり2008 準決勝進出
- R-1ぐらんぷり2024 準々決勝進出
戰績
アマチュア總合格鬪技
出演
テレビ
- 現在のレギュラー番組
- 小峠英二のなんて美だ!(TOKYO MX、2021年10月13日〈12日深夜〉) - キュレーター(進行)として準レギュラー出演
- ラヴィット!(TBSテレビ、2023年12月13日 - ) - 不定期出演
- 過去のレギュラー番組
- あらびき團(TBSテレビ、2008年4月16日 - 2010年5月11日) - 「アイヒマンスタンダード」として不定期出演
- さらば青春の光のモルック勝ったら10萬圓(TOKYO MX、2020年10月6日 - 2021年4月2日)
- さらば青春の光のモルックスタジアム!(TOKYO MX、2021年4月9日 - 7月2日)
- キングオブモルックのモルック大作戰!!(TOKYO MX、2021年7月9日 - 2022年10月27日)
- はばたけ!グットクルー!(テレビ大阪、2024年4月8日 - 9月30日) - MC
- 貴女のそばの妖怪ちゃん(テレビ朝日、2024年5月)
- バラエティー
- 千鳥の鬼レンチャン(2023年1月29日、フジテレビ)
- お笑い4コマパーティー ロロロロ(2024年6月13日、中京テレビ)
- 太田上田(2024年7月9日・16日、中京テレビ)
- ネプリーグ(2024年8月19日 フジテレビ)
- 月ともぐら(テレビ東京)
- ロンドンハーツ(テレビ朝日)
- ラヴィット!(TBSテレビ)
- 水曜日のダウンタウン(TBSテレビ)
- ゴッドタン(テレビ東京)
- さんまのお笑い向上委員會(フジテレビ)
テレビドラマ
- 八月は夜のバッティングセンターで。 八回(テレビ東京、2021年9月2日〈1日深夜〉) - 本人 役
- 澁谷先生がだいたい教えてくれる(TOKYO MX、2022年4月5日 - 6月7日) - 藤澤圭太 役
- シネコンへ行こう! 最終話(BS松竹東急、2022年9月26日)
- 信長未滿-轉生光秀が倒せない- 第3話(テレビ神奈川、2022年11月8日) - 本人 役
- 警視廳追跡搜査係-交錯-(テレビ東京、2023年8月7日) - 黒澤保男 役
- 過保護な若旦那樣の甘やかし婚 第1話(2024年5月24日、MBS) - 業者 役
ラジオ
- 現在のレギュラー番組
- トイズハート放送局(ラジオ關西、2021年5月2日〈1日深夜〉 - ) - MC
- アッパレやってまーす!(MBSラジオ、2022年4月12日 - ) - 火曜日レギュラー
- 【有料級】みなみかわと大島育宙の炎上喫煙所【Podcast】(Podcast、2022年10月10日 - )
- 祕密諜報員みなみかわ(TBSラジオ、2025年4月3日 - ) - 冠番組
- moomoo SHOKEN LAUGH & MONEY ~TESTA & MINAMIKAWA~(J-WAVE、2025年4月27日 - ) - 毎月第4日曜放送
- 過去のレギュラー番組
- スーパー3助とみなみかわの傳家の寶刀拔かせんなラジオ(お笑いラジオアプリGERA、2022年2月5日 - 2023年6月26日)
- 特別番組
- みなみかわ相談所(RCCラジオ・YouTubeラジオ局PILOT、2021年11月21日)
ウェブテレビ
- インシデンツ(DMM TV)
- シーズン1(2022年12月23日)- キートン・ババ役
- シーズン2(2024年1月19日 - (豫定))- 富岡以藏役
- 大脱出(2023年2月22日、DMM TV)
- ブクロメロン(2023年4月14日 - 、YouTube「代官山メロン」) - MC
- 東京スキャンダルクラブ(2024年3月20日 - 、FANZA TV)- MC
- シコテッシュ・ドッシーモ(AT-DX)
映畫
- 劇場版 ほんとうにあった怖い話〜變な間取り〜「エピソード3:林に埋まった映像」(2024年8月9日、NSW) - 主演・栗田 役
脚注
注釋
出典
外部リンク
- 公式プロフィール
- みなみかわ (@p_minamikawa) - X(舊Twitter)
2025/4/30 23:31